「親が元気なうちは気にしていなかったけれど、もしスマホのロックが解除できなかったら…」。そんな不安を感じて検索された方へ。この記事では、親のスマホやパスワードがわからないまま「もしも」が起きたときに何が困るのか、すでに起きてしまった場合の対処、そしてまだ間に合う方が今できる備えを、順を追って説明します。
スマホやパスワードは「本人しか知らない」もの。わからないままだと、家族は次のことで立ち往生します。
結論から言うと、第三者がロックを確実に解除する方法は基本的にありません。携帯キャリアやメーカーは、セキュリティ保護の観点から、相続人であってもパスコードの解除には原則応じません。指紋・顔認証も本人がいないと使えません。「相続だから開けてもらえる」とは限らない点に注意してください。
できることとしては、ロック解除そのものより、目的の情報に別ルートで到達するのが現実的です。たとえば郵便物やメールから契約先を特定する、といった方法です。
口座は、金融機関に死亡を伝えると凍結されます。引き出し・解約は、戸籍謄本・相続人の確認書類・遺産分割協議書などを揃えた相続手続きで行います。必要書類は金融機関ごとに異なるため、各窓口でご確認ください。
クレジットカードの明細や口座の引き落とし履歴、スマホに届くメールから契約中のサービスを洗い出し、各社の窓口で解約します。本人確認を求められることが多く、手間と時間がかかります。
手続きが多い・相続が複雑な場合は、司法書士・弁護士などの専門家に相談すると整理が早くなります。
いちばん確実なのは、もしもの時に必要な情報を、生前に安全な形で残しておくことです。エンディングノートやデジタル終活がこれにあたります。ただし、紙のエンディングノートには落とし穴もあります。
言守りは、口座・保険・SNS・スマホのパスコード・家族への想いを、あなたの端末の中で暗号化してから預かるデジタル終活サービスです。
Q. 相続人なら、キャリアにスマホを解除してもらえますか?
原則として解除には応じてもらえないことが多いです。セキュリティ保護のためで、相続であっても確約はできません。生前の備えが最も確実です。
Q. 親に「終活して」とは言いづらいのですが。
「自分が将来困らないように、一緒に整理しておきたい」と、家族みんなの安心として切り出すのがおすすめです。言守りは少しずつ入力できるので、ハードルを下げられます。
Q. 言守りに入れた情報を、生きているうちに家族に見られませんか?
見られません。生前に開けられるのはご本人だけです。